ジュニアシート
ジュニアシートとは車の運転中に子供の安全を守るためののシートです。
車内のイスの作りや大きさは成人のサイズに合わせて作ってあって、シートベルトも小さな子供には、しっかりつけることができません。
そういった子供の安全性を確保するために、小さな子供を車に乗せるときはジュニアシートを車のシートにつけなめればならないことが法律で義務付けられました。
基本的には年齢が6歳以下の子供を車に乗せる際にはジュニアシートの使用が義務付けられています。
ジュニアシートには子供の成長に合わせて、乳児用、幼児用、学童用、があります。
乳児用は1歳くらいまでの乳児に使用するもので、まだ首が座っていないので寝かせるタイプになっています。
幼児用は1歳~4歳くらいまで、学童用はそれより上の年齢というのが一般的です。
またシートの取り外しなどを出来るようにして、乳児用と幼児用、幼児用と学童用を併用して使えるジュニアシートもでています。
2007年にJAF(社団法人 日本自動車連盟)と警察庁は、5月26日~6月4日の間、全国各地で自動車に乗車中の6歳未満の子どもを対象にして「ジュニアシートの使用状況」と「ジュニアシートの取付け状況」の合同調査を実施しました。
全国101ヵ所で13,095人の子どもを対象に調査を実施した結果は6歳未満の子どものジュニアシートの使用率は46.9%で、4年連続で5割を下回りました。
ジュニアシートを着用していない主な理由は「値段が高い」「着用が面倒」「義務化の内容が甘い」などが主な理由だそうです。
万が一のときに、大事な子供を守るために、ジュニアシートはしっかり着用するようにしましょう。