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離婚調停



現在日本で、離婚をしてしまう夫婦は3組に1組くらいいるといわれています。
この数字が何処まで正しいかはわかりませんが、離婚する夫婦が多いというのは事実なのでしょう、実際に身の回りの知り合いなどで離婚をした人を何人も知っています。
離婚の理由はそれぞれですが「性格が合わない」「異性関係の問題」などが主な離婚理由になっているようです。

離婚するというのは結婚するよりもはるかに面倒くさく、大変な事です。
お互いの話し合いでうまい具合に折り合いがつけば、協議離婚の手続きもスムーズに進められるかもしれませんが、財産の事、子供の親権、子供の養育費などいろんな問題があり、なかなかうまく協議離婚ができない場合に、第三者を交えて家庭裁判所に離婚調停の申立てを行う必要があります。
最初から裁判で離婚をすることはできません。

離婚調停を終えて初めて離婚が成立します。
裁判官が調停による解決が難しいと判断した場合は、離婚調停は不成立となってしまいます。

離婚調停のメリットは調停委員は経験や知識が豊富なので、うまく解するための良いアドバイスをもらえます。
調停費用は、調停申立書に貼る収入印紙の900円と郵送する際の切手代800円の計1700円しかかからないのでとっても経済的です。
訴訟ということはないので、弁護士を立てる必要はありません。

離婚調停のデメリットは調停が処理されるのに約半年くらいかかってしまう事があり離婚が成立するまでに時間がかかってしまいます。

離婚はいいことではありませんが、仕方のない場合もありますし、そこから新たな人生をスタートさせる事が出来ることもあります。離婚のシステムに離婚調停というのがあるのを覚えておきましょう。


離婚調停の手続きと費用
申立て先 :家庭裁判所(相手方の住所地、または相手方と合意した所)
費  用 :1200円分の収入印紙、郵便切手800円分(80円切手10枚)
必要なもの:家庭裁判所に備え付けてある「調停申立書」、戸籍謄本、住民票を各一通
※費用と必要なものについては、場所によって異なる場合がありますので、確認してください。